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2006/10/19 木

FoodScience-食の機能と安全-松永和紀のアグリ話●食の安全と環境問題を結びつけて考えられる成熟社会に期待

FoodScience--食の機能と安全--

さらに新津氏は、東アジアでバイオマスエネルギーを得るための作物生産の可能性が議論されていることに触れ「これも窒素負荷の増大につながる」と記している。バイオマスエネルギー利用はまだ一般には 「善」としかとらえられていないが、このような負の側面を持つことも忘れてはならないだろう。



 新津氏は触れていないが、東アジアの窒素負荷の上昇と日本の食料輸入の関連は、今後きちんと検討していく必要があるのではないか。最近のメディアの報道を見ると、中国の環境汚染をまるで他人事のように報じ「だから、だめな国なのだ」と言わんばかりのものがある。しかし、日本に輸出する食料の生産も、中国における窒素負荷増大に確実に結びついているはずだ。ほかの国でも、「日本向け野菜を栽培している畑の周辺の井戸で、窒素濃度が上昇している」という話が出ていると聞いたことがある。

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