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2009/01/13 火

ソーシャル・キャピタル - 池田信夫 blog

ソーシャル・キャピタル - 池田信夫 blog

しかし1970年代以降、農村の「失業予備軍」が底をつき、1990年代の長期不況で下請けが切られて系列ネットワークが崩壊したため、バッファが派遣労働者という形で露出してきたのである。

だから湯浅誠氏のいう「溜め」を再建することは重要なのだが、それは非常にむずかしい問題で、厚労省に生活保護を求めても実現しない。社会的資本の古典として知られるパトナムもいうように、近代社会が原子的な個人に分解される傾向は不可逆なのかもしれない。それによって日本社会の同質性が失われることは、イノベーションの源泉になる一方で、製造業の高い効率を支えてきた信頼ネットワークの「資本価値」を低下させるだろう。

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日本の産業構造全体のROEの低さは日本型の「派遣業界」の存在による内需価値創出の水増しにもあったのではないかと。 そもそも日本ほどの固定型の「派遣」という制度(それは身分に関わるものでもある)は、日本の...

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