なぜバイオマス発電を推進するか: 森林ジャーナリストの「思いつき」ブログ
なぜバイオマス発電を推進するか: 森林ジャーナリストの「思いつき」ブログ
この心理、それなりに理解できるが、実は行政マンも同じことを考えているような気がした。
NPOなら実験で済むが、自治体は税金を使うゆえ実用性を重んじるべきだと思うのだが、むしろ反対の作用が働いている。税金だから実験的に使ってもいいや、というような。
議会を通すにも、新しさが求められるのかもしれないが、担当者が、(使うのは税金だし)派手なことをやりたいと思っているような雰囲気が感じられる。温水だけなら、パッとしないので、自分の業績にならないし、予算を通しにくい…。
私が自治体のバイオマス計画に触れると、どう見ても赤字間違いなしのバイオマス発電計画が目白押しなのである。不思議と、普段は臆病な上に臆病に前例を重んじるのに、こういうときは夢をおいかけるのだ。
しかし担当者は数年でいなくなるが、赤字はずっと続く。夢ばかりでは困る。