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2008/12/17 水

FoodScience--食の機能と安全・ヨウ素を十分過ぎるくらい摂っている日本人が考えるべきこと

FoodScience--食の機能と安全・ヨウ素を十分過ぎるくらい摂っている日本人が考えるべきこと-

ところが逆にヨウ素摂取量が多すぎる国もあります。代表的なのが日本です。日本人のデータは先のWHOの報告書には掲載されていないのですが、07 年に発表された東京の小学生654人の調査結果ではヨウ素の尿中濃度はメジアン(中央値)で281.6μg/L、1000μg/Lを超えるケースも16%もあった、とのことです(Thyroid. 2007 Feb;17(2):145-55)。つまり先のWHOの基準に当てはめると摂り過ぎによる健康被害(自己免疫性甲状腺疾患や甲状腺機能亢進症)が出るレベルにあるということなのです。とはいえ、日本で食品からのヨウ素の過剰摂取による健康被害が多いというデータはないようです。詳細に調べれば何かあるのかもしれませんが、過剰摂取者が多い割には目立って問題になっているようなことはないようです。
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昨今ブームとなっている「地産地消」ですが、地元経済の活性化のためのものではあっても安全性という視点では決してベストではないことに留意しておいて欲しいと思います。安全性の視点からは、世界中からあらゆる食品を輸入している現在の日本の状況の方が、リスクの分散ができているという意味で「より安全」と言えます。

2008/12/04 木

2008-12-03食品安全情報blog・脂肪、蛋白質及び肉の摂取と腎細胞がんリスク:13の前向き研究のプール解析

2008-12-03 - 食品安全情報blog・脂肪、蛋白質及び肉の摂取と腎細胞がんリスク:13の前向き研究のプール解析

今回この号でLeeらが報告したのはPooling Projectの13のコホートにおける脂肪、蛋白質及び肉の摂取と腎細胞がんリスクの解析結果である。多変量モデルを用いた結果、全ての項目で関連はないと結論した。エディトリアルではこの研究やその他の研究における疾患と食事で推測される関係における暴露量のエラーの影響についてコメントする。

(結局非常に難しいということ。少なくとも食事とがんの関連はメディアなどを通じて一般の人が信じているほど明確ではない。)

2008/12/03 水

2008-12-02食品安全情報blog・メラミン汚染食品(第9報):中国から世界へ

2008-12-02 - 食品安全情報blog・メラミン汚染食品(第9報):中国から世界へ

中国から輸入された約300トンのオーガニック家禽用の大豆ミールから基準値の50倍のメラミンが検出された。116 mg/kgのメラミンが検出された。大豆ミールはオーガニック飼料専門業者のBio animal nutrition 経由でPays de Loireの127のオーガニックファームに納入された。豚肉やニワトリの検査の結果からは公衆衛生上のリスクはない。

2008/12/03 水

2008-12-02食品安全情報blog衛生部は三鹿ミルク事件の診察状況を発表

2008-12-02 - 食品安全情報blog・衛生部は三鹿ミルク事件の診察状況を発表

問題ミルクの件で検査を行った乳幼児の数は2238.4万人、泌尿器系に異常が見つかった数が29.4万人、入院患者の累計は51900人で、退院したのは51039人、 入院中が861人でそのうち比較的重症なのが154人である。大多数の患者は泌尿器系に石ができただけで外来により治療できた。

2008/11/29 土

2008-11-28食品安全情報blog・中国の捜査によりメラミンによるハイテク異物混入が明らかになった

2008-11-28 - 食品安全情報blog・中国の捜査によりメラミンによるハイテク異物混入が明らかになった

過去の異物混入は単純なものであった。彼らが行っていたのは極めて高度な技術を用いたものだった。その後研究者は溶けにくいメラミンを懸濁するために使われた乳化剤はミルクの見かけ上の脂肪含量をも増やすことを知った。
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調査によれば未だ誰が詳細な手順を作ったかは不明であるが、プレミックスはビタミンなどの他の栄養素も強化するようデザインされていた。この場合これが致命的になった。いくつかの集乳業者が同じプレミックスを使っており、誰か技術を持っている人が彼らに教えたに違いない。

2008/11/22 土

食品安全情報blog・メラミン汚染食品(第8報):中国から世界

食品安全情報blog・メラミン汚染食品(第8報):中国から世界

ナイジェリア:もう一つの有毒ミルク事件

ラゴスとオグン州で販売されていた6つの異なるブランドのアイスクリームと粉乳積荷(中国産)から異常な量のメラミンが検出され新たな懸念となっている。この発見によりこの汚染がどれだけ以前からあったのか、それが腎障害患者増加と関連するのかどうかが問題となっている。

2008/11/05 水

asahi.com(朝日新聞社):粉ミルクに危険な細菌 「70度以上のお湯で溶いて」 - 関西住まいニュース

asahi.com(朝日新聞社):粉ミルクに危険な細菌 「70度以上のお湯で溶いて」 - 関西住まいニュース

乳幼児に髄膜炎や敗血症など重い感染症を起こす細菌エンテロバクター・サカザキが、国内で市販されている粉ミルクの7%から見つかった。低温の湯で溶いた粉ミルクを飲んだ乳幼児が感染し、死者も出るなど近年、世界各地で問題になっている。厚生労働省は菌が死滅する70度以上のお湯で溶くよう注意を促している。
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 エンテロバクター・サカザキで汚染された粉ミルクによる乳幼児の感染は、欧米を中心にしばしば起きており、フランスでは04年に病院の新生児室で集団感染が起き、2人が死亡した。

厚労省によると、日本ではまだこの菌に汚染された粉ミルクによる患者は報告されていない。
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07年の通知を受け、国内の各メーカーは「50度程度の湯で溶く」としていた説明書きを最近、70度以上の湯を使う、などと改めている。

2008/11/05 水

2008-10-31食品安全情報blog・中国は日本産食品からトルエンと酢酸エチルエステルを検出

2008-10-31 - 食品安全情報blog・中国は日本産食品からトルエンと酢酸エチルエステルを検出

広東CIQは日本から輸入した日本式醤油、わさびからトルエンと酢酸エチルエステルを検出した。日本の企業3社の製品で、トルエンの最高値は 0.0053 mg/kg、酢酸エチルエステルは最高0.537 mg/kgである。
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(これ↓の報復措置と思われる
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2008/10/h1007-4.html
でもこれは日本側が先にやった間違いだし、謝った方がいいと思うけど)

中西準子:信じられない認識と対応-トルエン
それはそれとして、日本製の商品からトルエンが検出されたと中国政府から連絡(10月31日)があったというニュースがあった。記事を見ると、醤油やわさびペーストから検出されている。醤油では、1kgあたりのトルエンが0.0053mg、酢酸エチルが0.4mgとあった。この数値の小ささに驚いた。何せトルエンの濃度は1億分の1以下ですから、その非科学的な判断に呆れた。トルエンは、そもそも植物由来の物質ですし。
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中国製つぶあんで気分が悪くなったというが、このトルエンの濃度が0.008ppm、これも1億分の1以下です。

気分が悪くなることとの関係ははっきりしませんが、どう考えても有害とかいうレベルではない。とりあえず、もう少し考えたらどうだろうか?
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100%のトルエンは、劇物だが、薄まったものは違う。確かにトルエンには、高濃度で、麻酔作用、神経影響などがあるが、低濃度の時の有害性は非常に低いことだけはきちんとしておきたい。トルエンの詳細リスク評価書は、Amazonで入手できるので、是非読んでほしい。(Amazonへのリンク)

2008/11/02 日

自主回収:「ボルヴィック」57万本を回収へ--キリンビバレッジ - 毎日jp(毎日新聞)

自主回収:「ボルヴィック」57万本を回収へ--キリンビバレッジ - 毎日jp(毎日新聞)

キリンホールディングス傘下のキリンビバレッジ(東京都千代田区)は29日、フランスから輸入しているミネラルウオーター「ボルヴィック」(ペットボトル500ミリリットル入り)57万本を自主回収すると発表した。ペンキのにおいが付着している商品が見つかったため。健康に影響はないという。

 対象商品は賞味期限が11年6月18日、同6月21日、同7月1日の3種。今年7月以降に関東、中部の1都12県で販売した。今月20日以降、消費者から「異臭がする」との苦情が28件寄せられた。同社は「輸入の際、コンテナ内のペンキのにおいが商品に移った」と説明している。

2008/11/02 日

asahi.com(朝日新聞社):伊藤ハム製ウインナーからトルエン 大半は回収済み - 社会

asahi.com(朝日新聞社):伊藤ハム製ウインナーからトルエン 大半は回収済み - 社会

伊藤ハムは29日、東京工場(千葉県柏市)で製造していたウインナーの一部から化学物質のトルエンが検出されたと発表した。同社は同工場の地下水からシアン化合物が検出された問題とは別とみて、原因を調べている。

 問題の商品は、ユーコープ事業連合から委託されて製造していた「CO・OP あらびきポークウインナー」(賞味期限08年11月4日)。消費者から「異臭がする」などの苦情が寄せられたため、自主回収して調べていた。複数の商品を分析したところ、最大で29・64ppmのトルエンが検出された。

「伊藤ハム:トルエン検出 包装材に残留の可能性 伊藤ハムが発表/千葉」
伊藤ハム東京工場(柏市根戸)のウインナーからトルエンが検出された問題で、同社は31日、トルエンは大日本印刷が納品した包装フィルムの製造過程で残った可能性が高いと発表した。
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