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2008/10/06 月

asahi.com(朝日新聞社):豪で「午後の紅茶」からメラミン 当局発表、業者が回収 - 社会

asahi.com(朝日新聞社):豪で「午後の紅茶」からメラミン 当局発表、業者が回収 - 社会

 オーストラリア食品安全基準当局は5日までに、中国で製造された缶飲料「キリン 午後の紅茶 ミルクティー」から有害物質メラミンが検出され、輸入業者などが回収を始めたと発表した。

 キリンビバレッジは96年から中国で「午後の紅茶」を製造・販売している。同社広報部は日本で販売している「午後の紅茶」は国内で製造し、原料に中国産乳製品は使っていないという。

こういうメジャーな商品名が出てくると、影響が大きいですね。ブランド力が確立している場合は、中国で製造していて海外展開している商品は多いのではないでしょうか。国内で販売していないといっても、海外製品は安いはずですので、直接買い付けて、国内で安売りスーパーなどで販売されるという流通ルートもあるように思いますね。その場合、メーカー側の対処は難しいですね。放置すれば国内商品にも影響が出てくる。

2008/09/30 火

2008-09-29食品安全情報blog・ニュージーランドのメラミン対応更新

2008-09-29 - 食品安全情報blog・ニュージーランドのメラミン対応更新

昨夜EFSAがメラミンの推定TDIについて意見を更新し、0.5 mg/kg体重(すなわち体重20kgの子どもなら10mgを、70kgの成人なら35 mgを毎日食べても安全である)を変更しないとした。

この、米国の数字に近いがそれより低い数値に基づき、NZFSAはほとんどの食品については保守的閾値として5 ppmを採択した。つまり、最大5 ppmまでのメラミンを含む食品はヒト健康にリスクとはならないと考えられるということである。但し乳児用ミルクについてはこの値は現在の検出限界である1 ppmに設定されるだろう。
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また初期調査の結果、地元産の食品でメラミンが検出されたのは、多くの製品に使用されている成分で高度加工乳製品であるラクトフェリンであることも公表する。

メラミンは食品サイクルの中で多くのものから微量検出される。この場合は加工や包装の際のプラスチックからの溶出や製造の際の意図しない結果であることが考えられる。このような微量では消費者にとって何ら健康リスクはない。

2008/09/30 火

農業情報研究所・韓国 大豆たんぱくもメラミン検査対象に 政府・与党は食品安全対策強化を発表

韓国 大豆たんぱくもメラミン検査対象に 政府・与党は食品安全対策強化を発表

 韓国医薬品安全庁が通関時のメラミン検査をすべての乳製品含有食品に拡大するとともに、「大豆たんぱく質についても牛乳同様に、たんぱく質含有をごまかすためメラミンが添加された可能性が一部で指摘されていることから、中国産分離大豆たんぱくを検査対象に含めた」そうである。「分離大豆たんぱくは練り製品、ギョーザ、健康機能食品のうち栄養補充用食品のたんぱく質原などに使われている」という。

2008/09/30 火

農業情報研究所・世界最大級のNZラクトフェリン輸出企業 メラミン汚染で輸出を停止

農業情報研究所・世界最大級のNZラクトフェリン輸出企業 メラミン汚染で輸出を停止

優れた健康食品・栄養補助食品として非常な高値で売られる牛乳蛋白質成分・ラクトフェリンの世界最大級の輸出業者であるニュージーランドのタツア乳業協同組合会社の製品からメラミンが検出された。

 汚染レベルは人の健康への影響が考えられないほどに低いが、乳児4人の死につながった中国製粉ミルクの汚染で世界中の消費者がメラミンに敏感になっている。従って、同社はメラミン汚染の原因の究明のために、その輸出を停止する。同社に限らず、乳製品輸出業者は、将来、製品を出荷する前にメラミン汚染の検査をすることになりそうだという。
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 タツアの自主的検査では原料乳のメラミン汚染は発見されなかったが、哺乳類や植物の体内でメラミンに分解されるシロマジンを含む殺虫剤を使用する農業者か、それともシロマジンかその代謝物であるメラミンに汚染されたアブラヤシの実のような安価な輸入飼料を乳牛に与える農業者を通してメラミンが原料乳に入った可能性がある。これを追跡調査で調べるという。

ラクトフェリン」wiki
ラクトフェリン」ラクトフェリンはよく耳にしますが、ヨーグルト、サプリメント、粉ミルクやスキムミルク等に添加されているみたいですね。
ラクトフェリン」(「健康食品」の安全性・有効性情報)
俗に「鉄の吸収効率が良い」、「抗菌活性がある」などといわれているが、ヒトでの有効性については信頼できるデータが十分にはない。ラクトフェリンはナチュラルチーズなどの乳製品に含まれ長い食経験がある。妊娠中・授乳中の過剰摂取は避けるべきである

2008/09/27 土

2008-09-26食品安全情報blog・EFSAが中国産加工食品のメラミンに関するリスクの可能性を評価

2008-09-26 - 食品安全情報blog・EFSAが中国産加工食品のメラミンに関するリスクの可能性を評価

欧州委員会からの緊急要請に応えて、本日声明を発表した。

ヨーロッパの成人が汚染粉乳を使用したチョコレートやビスケットを食べたとしても、最悪シナリオでも0.5 mg/kg体重のTDIを超えることはないであろう。

子どもが通常の量の汚染粉乳で作られたビスケットやミルクキャンディやチョコレートを食べる場合でもTDIは超過しない。しかしながら、最高の汚染レベルで大量を食べるという最悪シナリオの場合TDIを超過する。そのようなビスケットとチョコレートを両方食べるとTDIを3倍以上超過する。
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メラミン毒性の標的臓器は腎臓である。腎臓障害発生の時間スケールは不明である。EFSAはTDIを0.5 mg/kg体重に設定している。
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しかしながら、最高の汚染レベルで大量を食べるという最悪シナリオの場合TDIを超過する。そのようなビスケットとチョコレートを両方食べるとTDI を3倍以上超過する。しかしながらEFSAはそのような高レベル暴露がヨーロッパでおこる可能性については現在わからないと注記する。

2008/09/27 土

粉ミルク原因とみられる乳児の腎結石 7省に拡大 中国 国際ニュース : AFPBB News

粉ミルク原因とみられる乳児の腎結石 7省に拡大 中国 国際ニュース : AFPBB News

中国では東部安徽省で2004年、不良品の粉ミルクが原因で乳児170人以上が頭部膨張症や発育不全などの栄養障害を起こし、13人が死亡する事件が起きている。

たぶん、この事件以降、牛乳、粉ミルクは混ぜものや偽物が多いということで、しかも粉ミルクは赤ちゃんの主食でもあるわけですし、品質検査を行い蛋白質も検査項目に入れるようになったのでしょう。

「食品安全情報blog」を「粉ミルク」で検索したら、
品質検査局:乳児用粉ミルク合格率7割
2006-09-11
http://www.cfs.gov.cn/cmsweb/webportal/W226/A64013989.html
合格・不合格品リストが掲載されている
不合格項目はビタミンC、ビタミンK1、大腸菌群、蛋白質など

上のサイトで紹介されている「cfs」は、中国の「品質検査局」(china-food-safety)。2006年で、粉ミルクの合格率が7割というのは、どう考えても低すぎますね。

2008/09/27 土

質問なるほドリ:中国製乳製品に入っていたメラミンって何?=回答・下桐実雅子 - 毎日jp(毎日新聞)

質問なるほドリ:中国製乳製品に入っていたメラミンって何?=回答・下桐実雅子 - 毎日jp(毎日新聞)

 Q なぜ、たんぱく質の量を多く見せかけることができるの?
 A 食品中のたんぱく質量は一般的に窒素をどれだけ含むかで推計します。メラミンは窒素を多く含むため、牛乳に混ぜると、たんぱく質の測定値が水増しされるのです。
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 Q じゃあ、なぜ健康被害が出ているの?
 A 中国ではメラミン入りの粉ミルクを飲んでいた乳児が腎臓結石などを発症し、5万人以上が治療を受けています。乳児にとって粉ミルクは主食です。「毒性が低くても大量摂取すれば影響が出る」というのが専門家の見解です。

 Q なぜメラミンを摂取すると腎臓結石になるの?
 A 結石発症の仕組みは、はっきりしません。しかしメラミンとシアヌル酸という物質が混ざると、結石ができやすいと考えられています。米国では07年、猫や犬が相次いで死に、ペットフードの中国産原材料からメラミンが検出されました。米獣医師会が死んだ動物の腎臓内にあった結晶を分析した結果、シアヌル酸70%、メラミン30%の構成でできた物質でした。シアヌル酸はメラミンの製造過程で一緒にできることがあります。しかし、今回の粉ミルクにシアヌル酸が混ざっていたかどうかは明らかになっていません。

2008/09/26 金

2008-09-25食品安全情報blog・9月24日時点でのメラミンの検査結果

2008-09-25食品安全情報blog・9月24日時点でのメラミンの検査結果

ホワイトラビットクリーミーキャンディ以外は全てND

ホワイトラビットクリーミーキャンディからはメラミン180 mg/kg以外にシアヌル酸1.4 mg/kgが検出されている。

(シアヌル酸の報告は多分初めて。メラミンの1/100以下なので加工工程で加水分解により生じる可能性を考えるとペットフードの時とは違う。
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ペットフード事件では産業廃棄物といっていい「メラミンくず」が使われたのに対して、今回は多分純度の高いメラミンを使ったのだろう。)

2008/09/25 木

2008-09-24食品安全情報blog・乳児の腎臓結石 中国(第6報)

2008-09-24 - 食品安全情報blog・乳児の腎臓結石 中国(第6報)

Fonterraと在中国ニュージーランド大使館スタッフは、何ヶ月もの間インターネットの人気サイトの噂や赤ちゃんが病気になったというTVのニュースがメラミン汚染乳児用ミルクスキャンダルを示唆していたにも関わらず注意しなかった。クライストチャーチの政策科学研究者はFonterraが中国の政治やビジネスの環境を理解しないまま中国最大の乳業会社三鹿の株式を43%、2005年後半に米ドルで1億700万ドルで購入したと述べている。
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三鹿は2008年3月には保護者からの苦情を受け取っており、6月には保健当局から指摘を受けて7月には自社で試験を行っている。しかしFerrierは三鹿の7人の重役のうちFonterraの3人は8月2日まで知らなかったと言っている。

しかしながらカンタベリーの中国政策専門家のAnne-Marie Bradyは、Fonterraのような巨大企業が、三鹿の問題を他の経路で調査しなかったのは驚くべきことだと述べている。共産主義政府による厳重なメディアコントロールにも関わらず、インターネットや小売店から重要な情報が流れている。

2008年7月には湖南テレビが乳児の腎障害流行について放送している。検閲を逃れるため三鹿は名指ししなかったが、三鹿のパッケージを背景に使うことで関連を示唆している。

2008/09/25 木

農業情報研究所・ニュージーランド 中国産キャンディーに”許容できない”高レベルのメラミン検出

農業情報研究所・ニュージーランド 中国産キャンディーに”許容できない”高レベルのメラミン検出

ニュージーランド食品安全庁(NZFSA)が24日、White Rabbit Creamy Candies(大白兔)の名で知られるミルクベースのキャンデーを消費しないように警告を出した。これは、ニュージーランドのアジア人向け小売業者・スーパー・牛乳店で売られている(現在はどうか知らないが、少なくとも発癌物質=ホルムアルデヒトがフィリピンで検出された昨年7月までは、中国土産の定番として日本にも持ち込まれていた)。
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シンガポールでも同じ製品からメラミンが検出されているが、NZFSAの検査で180ppmという許容できない高レベルのメラミンが検出された。このレベルだと、一部の人に腎臓結石などの健康問題を引き起こす恐れがある。
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ニュージーランドだけではなく、韓国、米国、カナダなど、多くの国が、メラミン(とその関連物質)検査を乳児用粉ミルクや牛乳・乳製品のみならず、成分として中国産ミルクを含み得る広範な食品に拡大している。

 カナダ食品検査局(CFIA)は、メラミン汚染調査・検査を乳児用粉ミルクから、乳製品・汚染製品を含み得るミルク派生成分から作られた製品に拡張した。ミルク派生成分には全脂粉乳、 脱脂粉乳、ホエイパウダー、ラクトースパウダー、カゼインが含まれる。

 また、サプリメントやプロテインバーなど、多量のミルク蛋白質を含む自然健康製品(NHP)のライセンス保持者や申請者にはメラミン汚染にかかわる状況を知らせ、使用している成分の調達先に関する情報を求めるとともに、このような様々なNHPから選ばれた検体を検査するという。
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ところで、食品安全にかかわる化学物質(農薬は除く)の検査の”慣習”を持たない日本は、厚生労働省と農林水産省が輸入者や関係産業団体に自主的な点検や検査を要請しただけだ。
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