神戸新聞|社会|神戸市回収のペットボトル 品質は最低ランク
神戸市が回収し、日本容器包装リサイクル協会(東京)に引き渡した廃ペットボトルの品質が2009年度、6年連続で最低ランクの「D」と評価された。キャップを取らずに捨てられたボトルが多いためだが、品質は業者の引き取り額にも影響し、同年度の同市の売却益はゼロになった。廃ペットボトル価格の下落も重なった結果だが、品質向上は自治体の収入アップにつながるともいえ、市は適切な排出を呼び掛けている。
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神戸市でも、年間3500トン前後を同協会へ引き渡した06~08年度、売却益を計上。ピークの07年度は1億7千万円の収入を得た。しかし、09年度の同市分は1トン当たり1万500円を協会が負担すことになり、同市の収入はなくなった。