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2009/01/19 月

日本的福祉システムの終わり - 池田信夫 blog

日本的福祉システムの終わり - 池田信夫 blog

こういう状況で製造業の派遣を禁止したら、派遣労働者は間違いなく失業者になる。不況で労働需要が急減しているので、企業が正社員を新たに雇用することは考えられない。人手が足りなければ、海外にアウトソースするだろう。円高も進んでいるので、今後も雇用規制が強まることが予想されれば、海外生産にシフトする。つまり派遣規制の強化は「空洞化」を促進するのだ。
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企業に依存した福祉システムが崩壊し、「すべり台社会」になったという湯浅誠氏の問題提起は正しいのだが、その流れを止めることはできないし、社宅や生活保護を求めても本質的な解決にはならない。解雇規制を撤廃して労働市場の柔軟性を高めるとともに、再教育システムや雇用データベースの整備などによって労働者が動きやすくするしか道はないだろう。

経済学の立場から格差社会を指摘されている橘木俊詔さんが、「企業福祉の終焉 - 格差の時代にどう対応すべきか」 (中公新書)で、企業福祉の終焉と、対応の必要性を指摘されています。結局、与党も野党も労働組合もきちんとした議論や対策ができないまま、今日に至っているのですね。 一部には、「ベーシックインカム」の議論も紹介されていましたが、政策に移すには議論不足。より手近な政策であると思われている「ワーク・シェアリング」の方に流れそうな雰囲気です。ただし、これも具体的な定義そのものが曖昧なので、実施までには時間がかかりそう。

2008/12/29 月

神奈川の業者、請負労働者の診断書偽造…結核2次感染招く : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

神奈川の業者、請負労働者の診断書偽造…結核2次感染招く : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

大手ゼネコンなどの建設請負をしている神奈川県相模原市の業者が、労働者に健康診断を受けさせないで作業現場で働かせ、結核の2次感染が起きていたことが分かった。

 社長は契約先に、偽造した健康診断書や診断をしたとする虚偽の書類を長年にわたって提出していた。相模原労働基準監督署は労働安全衛生法(健康診断の実施)違反の疑いで社長の事情聴取に乗り出した。市保健所も感染経路などを調べている。景気後退による非正規労働者の契約打ち切りが問題となる中、労働者の健康を無視した悪質な労務管理の実態が明らかになった。

2008/12/25 木

「ハケン切り」の品格:NBonline(日経ビジネス オンライン)

「ハケン切り」の品格:NBonline(日経ビジネス オンライン)

そもそも原理的に言って「派遣社員」というのは、「切る」ための社員だ。企業の側からすれば、不況に直面した時にいち早く整理できるからこそ、派遣労働者を雇い入れていたはずなのだ。それゆえ、もし問題があるのだとしたら、それは、「派遣社員を切ること」よりも、「派遣社員という雇用形態を容認しているわれわれの社会」のシステムそのもののうちにある……はずなのだが、こういう時に正論を言ってもしかたがない。
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 メディアの報道ぶりを見ていると、派遣社員を解雇した受け入れ先企業の冷血を責めるテの議論が目立つ。突然過ぎるじゃないか、と。

 でも、本当のところ、現行法からすれば、雇用責任の過半は、派遣先企業にではなくて、派遣労働者として彼らを登録している派遣会社にあるはずだ。
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 あるいは、「解雇より先に、なによりもまず役員報酬のカットが第一で、その次が従業員の給与の見直しであるべきだ。解雇という選択肢は最後の手段であるべきなんではないのか」式の、昔ながらの正論も、一向に主張されていない。

宇沢さんの「自動車の社会的費用」、また公害の「外部不経済」という考えと同じように、「派遣労働」が与える、社会的なマイナスは、社会全体がカバーしていかないといけなくなる。派遣労働や非正規雇用によって大きな収益を上げた企業が、その収益を内部保留に回すだけなら、ますます社会的責任が問われますね。

2008/12/22 月

世代間戦争 - 池田信夫 blog

世代間戦争 - 池田信夫 blog

しかし最大の問題は、実はデフレでも格差でもない。日本経済が長期的に衰退し、かつその負担が将来世代にとって加速度的に重くなることだ。世代会計で各国を比較すると、
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1ドル=90円で換算しても、これから生まれる日本人は生涯に自分が受け取るより7200万円も多い税金・年金を納めなければならない。これは財政赤字とか消費税とかいう問題ではない。日本の財政は、世界最悪のねずみ講なのだ。

子供にたかる日本人
1つは現在の社会保険、公的年金の給付が世代間の賦課方式になっていることです。
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2つめの理由は急速な高齢化と少子化の進展です。良く言われるように2人の若者で5人の老人を支える仕組みになっている状況になってしまったことです。

3つめは将来世代への負担先送りシステムの国債地方債の大規模な発行です。

2006/12/29 金

記者の目:MSN毎日インタラクティブ「06年に一言 弱者切り捨ての果て…急増する自死遺児」

記者の目:MSN毎日インタラクティブ

 しかし、98年に912人だった高校奨学生の出願数は今年1796人に倍増。高校生遺児の母子家庭の平均勤労年収も98年の200万円が145万円に落ち込んだ。政府が打ち出した生活保護の母子加算の廃止の方針は、彼らの窮状に拍車をかける。



 時代は遺児が生まれた原因にも影を落としている。97年に高校奨学生の3・5%を占めた自死遺児は今年16・7%まで上昇。自死の背景には、「倒産」や「リストラ」の言葉が浮かぶ。

2006/12/29 金

記者の目:MSN毎日インタラクティブ「06年に一言 弱者切り捨ての果て…急増する自死遺児」

記者の目:MSN毎日インタラクティブ

 しかし、98年に912人だった高校奨学生の出願数は今年1796人に倍増。高校生遺児の母子家庭の平均勤労年収も98年の200万円が145万円に落ち込んだ。政府が打ち出した生活保護の母子加算の廃止の方針は、彼らの窮状に拍車をかける。



 時代は遺児が生まれた原因にも影を落としている。97年に高校奨学生の3・5%を占めた自死遺児は今年16・7%まで上昇。自死の背景には、「倒産」や「リストラ」の言葉が浮かぶ。

2006/12/29 金

06年に一言 フリーター「奴隷ですから…」=東海林智(社会部)-記者の目:MSN毎日インタラクティブ

06年に一言 フリーター「奴隷ですから…」=東海林智(社会部)-記者の目:MSN毎日インタラクティブ

大手人材派遣会社に解体現場での仕事を紹介された。「マスクを買って行って」と指示があった。もちろん自前だ。100円マスクを手に、着いた現場で派遣先の社員は防毒マスクのようないかめしいマスクをつけていた。アスベスト(石綿)を使っていた施設の解体現場だ。作業が始まると、ほこりで1メートル先も見えない。派遣のバイト4人はせき込みながら貧弱なマスクで作業をした。これで交通費1000円込みの日給は8000円。マスク代や税金などを差し引くと手取りは6000円程度だ。

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 不安定な雇用の下、低賃金で働くか、正社員として死ぬまでこき使われるか。極端な言い方かもしれないが、労働の尊厳を奪うこうした働かせ方が格差の下敷きになっているように思えてならない。「再チャレンジ」した先にたどりつくのが同じように命を削るような働き方をする正社員であるのだとすれば、そこに希望は感じられるだろうか。

2006/12/29 金

06年に一言 フリーター「奴隷ですから…」=東海林智(社会部)-記者の目:MSN毎日インタラクティブ

06年に一言 フリーター「奴隷ですから…」=東海林智(社会部)-記者の目:MSN毎日インタラクティブ

大手人材派遣会社に解体現場での仕事を紹介された。「マスクを買って行って」と指示があった。もちろん自前だ。100円マスクを手に、着いた現場で派遣先の社員は防毒マスクのようないかめしいマスクをつけていた。アスベスト(石綿)を使っていた施設の解体現場だ。作業が始まると、ほこりで1メートル先も見えない。派遣のバイト4人はせき込みながら貧弱なマスクで作業をした。これで交通費1000円込みの日給は8000円。マスク代や税金などを差し引くと手取りは6000円程度だ。

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 不安定な雇用の下、低賃金で働くか、正社員として死ぬまでこき使われるか。極端な言い方かもしれないが、労働の尊厳を奪うこうした働かせ方が格差の下敷きになっているように思えてならない。「再チャレンジ」した先にたどりつくのが同じように命を削るような働き方をする正社員であるのだとすれば、そこに希望は感じられるだろうか。

2006/12/29 金

暴想: ホワイトカラー・エグゼンプション

暴想: ホワイトカラー・エグゼンプション

こういう法律って、経済産業省とかが提出して、厚生労働省が「それはダメ!」って反対して議論する、とかそいうのじゃないだろうか。



つーかさ、厚生労働省って労働者の立場で物事を考えてくれる省庁じゃなかったのか。そうなのか。そうなんだよな。これは僕が勉強不足だった。じゃあ、政府で労働者の立場で何かを考えてくれる省庁ってあるのかな。ないのか。そうか。残念だ。
「404 Blog Not Found」の「襟も残業手当も真っ白

2006/12/29 金

暴想: ホワイトカラー・エグゼンプション

暴想: ホワイトカラー・エグゼンプション

こういう法律って、経済産業省とかが提出して、厚生労働省が「それはダメ!」って反対して議論する、とかそいうのじゃないだろうか。



つーかさ、厚生労働省って労働者の立場で物事を考えてくれる省庁じゃなかったのか。そうなのか。そうなんだよな。これは僕が勉強不足だった。じゃあ、政府で労働者の立場で何かを考えてくれる省庁ってあるのかな。ないのか。そうか。残念だ。
「404 Blog Not Found」の「襟も残業手当も真っ白
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